ちょっとだけ昔の話し。
若者が突然、いしまごの門を叩きました。
「醤油の造りを勉強させてください」
彼の夢は自分で醤油を造ること。

遠く備前は岡山から来た青年は、
遂に努力を実らせました。

その名は「鐵次郎

‘山近醤油醸造場’の初代の名を冠した彼の誇り。

共に過ごした石孫の蔵人も、彼を誇りに思っています。

出来上がったばかりの醤油。

鐵次郎

どうぞ、名前を覚えていただきたい。

 

  鐵次郎 てつじろう

岡山県産丸大豆・国産小麦・天日塩を原料に、伝統の麹蓋製法で仕込まれた醤油。
石孫で言うところの‘百寿’のような造り。
ふた夏以上を越え、じっくりと熟成させた天然醸造です。

 

 山近さんの手仕事

創業明治十二年の山近醤油醸造場。初代の名前が「鐵次郎」。
これまで、昔ながらの醤油を基本に、岡山県産牡蛎を使った「かき醤」を全国に先駆けて造ったのをはじめ、
「白だし」「昆布だし」など、用途の広いダシ醤油に力を注いでおいででした。

現在の代表・山近員正氏のご子息延行氏が、突然石孫を訪れたのは、平成17、18年頃のことでした。
本当に飛び込みで、造りの勉強がしたいとはるばる岡山県からやってきました。
実際にいしまごの杜氏たちと一緒に仕事をしながら、ご自分の技術と知識を更に広げて岡山に帰り、
おそらく試行錯誤を重ね、大変な努力を重ねた末に完成したのがこの「鐵次郎」です。
遂に商品化し、石孫にもこの「鐵次郎」をお手紙と共に届けてくださいました。
山近さんの人柄の滲む素朴な手紙、その文面には、いよいよ自分の力で完成させた嬉しさが溢れて
おりました。

大量・安価の時代、便利に早く…を追求する中、逆行するような「手造り」「伝統技法」。
山近さんのような若い方が、伝統を学んで残していきたいと思った、この事実がとても大切だと思います。

 やまちか                  
  
山近醤油醸造場

 丸大豆醤油「鐵次郎」の詳細は、
 山近醤油醸造場へ直接お問い合せ下さい

〒709-0846
岡山市東区瀬戸町大井200

電話:
086-953-0625
FAX:086-953-0654  (※日曜日定休)